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説明しよう。子供を保育園に入れるのはどれくらい大変だったか?

      2015/04/22






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「保育園入れた!よかった〜。」
「不承諾通知が届いた。どうしよう・・」

2015年4月入園の認可保育園の結果が届き始めている頃だと思います。

かくいう我が家も本日発表があり、第二希望の認可保育園より、入所内定の通知が届きました。
とりあえずは一安心ですが、内定できなかった方も多くいると思います。

保育園不足が深刻化していますが、保育園は急に増やせるものでもなく、また従来の保育園だけでなく、小規模保育園など、都市部に最適化された保育園整備が必要となっている現代。

そういった子育てを取り巻く環境は子育て世帯だけじゃあなかなか変えられなくて、社会みんなで子育てをしていく雰囲気が必要だなーと思っています。

具体的には、もっと若い世代が選挙にいって、投票率を上げて、子育て支援に国の予算を割いてもらう。
これができることのうちの一つだと思うので、これを見ている人には是非投票に行ってもらいたいと思います。

しかし、子育てをしていない人には、子育てって全く想像がつかないだろうし、保育園が足りないと言われてもピンとこないと思うので、保育園に入れるにはどれくらい大変だったのか、というのを少し紹介したいと思います。

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認可保育園の現実は「選べない」

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足りない、入れないと言われている保育園ですが、どれくらい入れないのか。

まず、保育園には種類がいくつかあり、国が認めている「認可保育園」、東京都独自に認めている「認証保育園」、そしてそれ以外の「認可外保育園」にわかれます。

突然ですけれど、自分に子供がいるとして、この中だとどこに入れたいと思いますか?

おそらく、まずは「認可保育園」に入れようと思いますよね。

国が認めている保育園でやはり安心そうだし、その分補助金が出るため、保育料も比較的安いです。(親の収入によって決まる)

そうなってくると、やはりまずは親としては認可保育園の申し込みをしよう、となります。

認可保育園に申し込みが殺到

すると認可保育園に申し込みが殺到します。

その分保育園自体も数が多ければいいのですが、残念ながら足りません。

認可保育園に入れるか入れないかは、「点数」によって決まります。これは自治体によってバラバラですが、基本的には基準は同じです。

例えば、

  • 親夫婦の労働時間が2人とも8時間以上の場合:満点
  • 親夫婦の労働時間が1人は7時間の場合:満点-1点

こういった親の属性が基準点となり、以下に加点や減点要素がプラスされます。

  • 子供が二人いて、二人ともを預けなければならない:+2点
  • 片親である:+2点
  • すでに他の認可外保育園などに預けて働いている:+1点
  • 近くに祖父母がいる:−1点

これは例ですが、このように各世帯に点数がついて、その点数が高い順番に保育園の合否が決まります。

当然、保育の必要性の高い世帯(例えば片親など)は点数は上がり、保育園に入りやすいということになります。

保育園に入れるラインとは

保育園に入れる合格点は自治体によって倍率も違うしバラバラですが、我が家の大田区の場合、去年の合格点数を聞いてみたところ、「満点」がボーダーラインでした。

つまり、親夫婦2人ともが8時間の労働が当たり前で、そこに兄弟がいたり、すでに認可外保育園に入れていて働いているから、という人たちならやっと「入れるかも」という希望あるラインになるわけです。

我が家は夫婦2人が8時間労働だったので、ボーダーラインの「満点」になり、加点要素はありませんでしたが、運良く第二希望の保育所に入れたというわけです。

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専業主婦が働こうと思っても働けない状況

親2人ともが8時間のフルタイム労働の場合でやっと入れるか入れないかのラインなので、それ以外の人たちは正直本当に厳しいです。

「一度会社を退社したけど、子育ても落ち着いてきたし、働こう」

そう思っても、まだ働いていない状態なので、保育園入園のための点数としては弱いものになってしまいます。

そのため、順番としては「保育園に入れたいから就職先を探す」という工程がまず発生するのですが、就職先からは「保育園に預けるのが前提条件のため、まず保育園を探してください」→「保育園ない」→「就職できない」みたいな無限ループが発生せざるを得ないんです。

だから、今後少しでも働きたいかも、と思う人は会社はまずはやめない方がいいと思います。これは保育園探しをして初めて知った事実です。

保育園探しはまさに子供の「就活」

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入園には満点が前提なので、保育園をなかなか選べない状況なのですが、そうはいっても大切な子供を起きている時間のほとんどを他人にみてもらうのですから、親としては保育園を選びたい。当たり前です。

選ぶにあたって、保育園の見学を行いますが、これがまた大変なんですよ。

自治体からパンフレットをもらうのですが、あとはそこから自力で各保育園に電話をして見学予約をして実際に見学する。

Google Mapsで家の近くの保育園を探し、Excel表を作ってリストアップ。
新規顧客のアタックリストみたいなのを作ってひとつづつ架電する。そんな感じです。

見学は平日の昼間なので、基本的には育休中の母親がします。子供を連れての見学なので、これまた移動が大変。

だいたい0歳児〜1歳児の子たちが保活をするわけですから、みんな歩けないので基本は抱っこひも。
抱っこひも+自転車で駆けずり回りました。

結局、合計で10園弱くらい見学に行ったんじゃないですかね。行けるのはひとつなのに。

説明会の予約を取って説明会に行き、申込書を書いて内定通知を待つ・・・って就活みたいです。
身一つならもっとスマートなんですけど、なにせ言葉も通じない歩けない0〜1歳児を連れてですから、大変なんですよまじで。

ちなみに友人は13園ほど希望を出して、第12希望の保育園に通っているらしいです。12って・・・∑(゚д゚lll)

内定できたのは細かな分析をしたからだと思う

なぜ内定できたのか?
完全に個人の体験ですが、ずいぶん細かく分析しました。

夫と2人で共有のGoogleドライブでExcel表を作り、希望園の過去のデータを区役所に電話して聞いて、グラフに。
そして家からの近さなど、総合的に判断して、「ここなら行ける!」という順番に希望を書きました。

第一希望は駅から近く自宅からも一番近いところに出しましたが、我が家の「満点」点数じゃあ入れなかったようです。つまり加点が必要だったということですね。

このExcel表作りというか、戦略を立てるのに結構な時間を要しました。

いやこれくらいしないと入れなかったんですよまじで。

ちなみに、入れそうな順番に申し込みを出した結果、感染症の流行で見学延期になり、見学できなかった保育園になりました。^^;

まとめ

というわけで、子供を保育園に入れるのにどれくらい大変かわかっていただけたでしょうか。

まずは選挙に行きましょう。

そして「大変だ!」と思ったらよければこの記事をシェアしてください。

子育てや現代の保育園問題を知る人が増えて理解することはとても重要だと思います。
よろしくお願いします。

おしまい。

説明しよう。子供を保育園に入れるのはどれくらい大変だったか?―ままはっくより転載

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この記事を書いた人

育児ブロガーのまなしばです。子育てについて思うことを発信して社会を変えたいと思っています。

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