子供が「ママじゃなきゃダメ」になるのは、産まれてすぐの環境のせい
こんにちは、早と書いてSAKIといいます。
1歳になった娘を育てながら自宅で自営業をしています。
子育てとは関係なく最初は勢いで独立したのですが、自分の裁量で働きながら子供を育てる、という現在のスタイルが思いのほか気に入っています。もっと多くの女性が自由に、楽しく生きて子育てができるのではないかな、そういう世の中になればいいな、という想いでこれからいろいろ書いていきたいと思います。
スポンサードリンク
赤ちゃんはママが1番?
さて、赤ちゃんがママじゃないと、抱っこしてもまったく泣き止まない!
そんな話を良く聞きます。
「赤ちゃんにとって母親が一番なのは生まれ持った本能的なもの」
という説もありますよね。
確かに、それはそうかもしれません。でも、本当にそれだけでしょうか?ママじゃなきゃダメな理由って。
なんだかそれって違う気がする、と子供を育てていて思ったので、それについて書いてみようと思います。
スポンサードリンク
おっぱいがないと、赤ちゃんのお世話はできない?
ママじゃないとダメ=おっぱいが欲しい=お腹が空いている時
だと思うんです。他のことは母以外にもできますからね。
母乳で育てている場合、産まれてから半年くらいはごはん=おっぱいなので、こればっかりは確かに母親にしかできません。しかも赤ちゃんは産まれてすぐは一度にたくさん母乳を飲めず、しょっちゅうお腹が空くのでママが付きっきりにならざるをえない。
抱っこしても何をしても泣き止まなかったのに、おっぱいをくわえた瞬間ピタッと泣き止む。そんな姿を目の当たりにして、おっぱいが出ないパパは「無力感」を感じてしまい、せっかくの育児へのやる気がちょっとくじけてしまうことも。
さて、全国のお父様方。
「やっぱり子供には母親が一番なんだし、母乳あげてるうちは任せとけばいいかな」
なんて、思ってますか?
実は結構、思ってますよね。
それが後々にも「ママじゃなきゃダメ」になっていってしまう原因です。
産まれてすぐの時期からママ以外の人とのふれあう大切さ
前述した通り、母乳の存在はとても大きいです。母親以外の人間ができることはとても小さく感じるかもしれません。
それでも、生後すぐに母親以外の人が赤ちゃんとふれあうことはとても大切です。
この時期にしっかりいろんな人と関わっておかないと、赤ちゃんがだんだん成長していろいろなことがわかるようになってきた時に、一緒にいるのが「気づいたらママだけ」になってしまいます。
特に現代は核家族ですから、ただでさえ関わるのは両親だけだったりします。
なのにパパがほとんど不在だとしたら、赤ちゃんが知っている人間はママだけ。
これはとても不自然なことだと思います。
ママ以外の人間はほとんど他人も同然ですから、人見知りになるのも仕方がない気がします。
面倒を見てくれた人を、赤ちゃんはちゃんとわかっている
娘が産まれた当時、夫も私も在宅で働いていました。(現在は夫は経営者でオフィスを持ってほぼ不在ですが…)
私は産休も育休もなく退院した翌々日には家に帰ってきて仕事を再開していたので(実際には身体が辛すぎて途中で無理だと気づいて2週間ほど実家に避難しましたが)、幸い電車に乗って来れる距離に住んでいたお互いの両親が、週に1〜2回育児や家事を手伝いに来てくれ、それが1年経った今も続いています。
新生児のうちはちょっとそこまで出かける、というのもなかなか大変。なので、おじいちゃんおばあちゃんが来たタイミングで出かける用事を済ませたりと、娘を両親に任せて私はいない、という状況がたびたびありました。
完母で育ち、いまだにおっぱい命の娘。
だけど、おじいちゃんおばあちゃんが来て、私が出かけるという時は、ニコニコご機嫌でばいばーいと手を振って送り出してくれます。
私がいないとダメな感じはまったくありません。
新生児の時は、もちろんお腹がすいておっぱいが恋しくなると両親が頑張ってあやしてもギャン泣きの時もあったようですが、それでも根気強く娘の相手をしてくれていました。
たとえ泣き止まなくても、そういう自分のことをちゃんと見てくれた人を、赤ちゃんはわかっているのだと思います。
そうして複数の大人と過ごすのが当たり前の赤ちゃんにとって、母親じゃなきゃダメな理由は成長するに従って小さくなっていくのでしょう。少し寂しい気もしますが、ママとずっとべったりで、他の大人を知らずに育っていくよりは自然でいいのかなーと思います。
もちろん泣かれます。でもパパは諦めないで!
5月から保育園に通うことになり、現在慣らし保育真っ最中です。
両親やパパ以外にも、頻繁に家に友人や仕事相手が出入りする環境で育った娘。だからなのか、始めての場所で始めて会う保育士さんにもまったく人見知りもせずに、楽しそうに過ごしているようです。
もちろん本人の性格がそうだったというのはあると思いますが、環境がそうさせた部分も少なくないのではないでしょうか。
我が家のように実家の助けを借りられる状況ばかりではないと思います。
そんな時は、ぜひパパだけでも、なるべく新生児のうちから赤ちゃんと触れ合う時間を作ってほしいなぁと思います。
泣き止まなくて困ることもあると思いますが、そもそも赤ちゃんは泣くものです。しばらく泣かせてたってどうってことはないのだから、そんなもんと思って、諦めずに接してあげれば、ちゃんといつか返してくれるのです。
新生児の顔を真っ赤にして泣いている姿を見れるのも、過ぎてしまえばほんの一瞬。
ママだけに任せておくのはもったいないですよ〜!
ということで、早でした。
それでは!
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
イクタスの最新情報をお届けします
Twitterでイクタスをフォローしよう!
Follow @ikutasスポンサードリンク
この記事を書いた人

早と書いてSAKIです。
1歳になった娘を育てつつ、自宅で自営業しています。もっと自由に、楽しく働きながら子育てできる世の中になればいいなぁと思っています。
コメント欄
関連記事
-
-
初めて出産を迎える妊婦さんへ。ゆっくりできる今のうちに寝ておこう
現在、0歳7ヶ月の息子を子育て中の新米ママです。 これから初めての出産を迎える妊 …
-
-
子供の“ママ好き、パパ好き”はころころ変わるから、育児に「出遅れた」とかはない
こんにちは、まなしばです。現在私は1歳4ヶ月の娘がおり、夫婦で半年間一緒に育休を …
-
-
子育てがしんどい本当の理由。私が育児ストレスを抱えた4つの原因と解消法
「あかんもうあかん、しんどい、疲れた・・・」 そう言って夜中に私は夫に訴えて泣き …
-
-
説明しよう。子供を保育園に入れるのはどれくらい大変だったか?
「保育園入れた!よかった〜。」 「不承諾通知が届いた。どうしよう・・」 2015 …
-
-
さあ、結婚をメリット・デメリットで考える時代を終わらせよう
結婚のデメリットは山盛り!?はあちゅうのおひとりさま結婚論が話題となった昨今。 …
-
-
ママへ。出産後は色んな人に色んな事を言われるけれど、アドバイスは取捨選択しよう
初めましてこんにちは!COCOと申します。 フルタイムで働きながら2人の子供を育 …
-
-
壮絶すぎる慣らし保育。私は何のために子供を保育園に預けて仕事に行くのか
4月に入り、私が復職をすることになったので、1歳2ヶ月になった娘を認可保育園に預 …
-
-
結婚はデメリットだけじゃない。子育ては人生を二度味わえる、鍋の雑炊のようだ。
先日、はあちゅうさんの結婚のデメリットは山盛り!?はあちゅうのおひとりさま結婚論 …
-
-
地方移住ってどうなの?地方在住の私が感じた田舎と都会の子育ての大きな違い
政府は東京一極集中の是正に向けた地方創生の目玉策として、高齢者の地方移住を推進す …
-
-
親がどう見られているか?思っている以上に子供に影響しているよ、という話
こんにちは。COCOです。 東北地方は先日地震があり、怖い思いをしました。 親の …